プライベート ラピス
#2 お野菜絵の具のひみつ

皆さんこんにちは!
Lápiz Private 代表の山内瑠華です✨
今日は、お野菜絵の具の失敗談や裏話を語っていこうと思います!
お野菜絵の具って?
まずそもそもお野菜絵の具って何??って思われる方も多いかと思います。
私たちは、地域で余っている廃棄予定のお野菜を引き取り、絵の具として生まれ変わらせるということを活動の一貫で行っています。
いわゆる「規格外野菜」を「食べる」事を推奨する活動は多くの団体が既に行っているので、じゃあ「食べる」以外でお野菜の魅力を楽しむ方法はないかな。。と試行錯誤してたどり着いたのが「絵の具にする」事でした。
私は普段から絵を描く人間ではありませんが、お野菜の色が本当に好きでこの色を何で活かせるかと考えたときに思い浮かんだのが絵の具でした。
全てが順調ではない...
インターネットで調べてみると、お野菜ソムリエさんがお野菜から絵の具を作っておられる記事を見つけ、さっそく作ってみました。
その記事には丁寧に工程が書かれていましたが、私は基本的にめんどくさがりで不器用なので、ミキサーでとりあえず野菜を液状にする方法を選びました(笑)
父親がボーリングの景品で当てた大きめのミキサーをもらい、実験の日々を送っていました。
ミキサーの蓋がきちんと閉まってなくて野菜が爆発して飛び散ったり、水を入れすぎてただのお野菜水になったり、お野菜を放置しすぎて腐らしたりと、散々母親に怒られながら実験を続けてきました(笑)
なんとか形になり、展示会やイベント等でお野菜絵の具の塗り絵ワークショップを実施下のですが予想以上に好評で、母親に怒鳴られながらも頑張って良かったなと思いました。
従来の絵の具では味わうことができない、お野菜絵の具ならではの匂い・質感・色味で多くの人に癒しを与えることができました。
しかし、作っていて気が付いたのが液体状だと保存が難しいことです。
ボトルに入れた状態で冷凍庫での保存が基本的になってしまい、場所も電力も必要になってきます。
また、せっかくフードロスに貢献しているのに、作る過程や保存の過程で沢山の電力を消費していることが、かなりモヤモヤします。
どうせ作るなら、地球にも人にも優しい絵の具を作りたいです。
なので今は、粉末状という形での絵の具を実験で模索中です。
京都芸術大学の生徒とも連携して実験しており、毎日新たな発見とドキドキで一杯です!!
より多くの方に楽しんでいただける絵の具を目指して、頑張ります🔥
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もお楽しみに!
Photographer : @mori7778543
Model: @hirapa_50
Model: @kou_hika00
Model: @luca.1231